モトチャンプ 2011年11月号 ㈱三栄書房

HOT EXページ(P108)に『V-MEGA METAL Carbon Final』のインプレッションが掲載されました。

モトチャンプ 2011年11月号 ㈱三栄書房 ギャラリー

コメント

■掲載記事本文
NRマジックは既に創業25年を優に超えるミニバイク界の老舗メーカーだが、既存の枠に拘ることなく、常に斬新で奇抜なアイデアで俺達を驚かせてくれるので、いつもテストが楽しみだ。
今回は最新作となるVOX用マフラーをテストしてきたぞ。箱を空けて出てきたサイレンサーの派手格好良いこと!まるで銀の織物の様な模様が目を引く。これは同社でメタルカーボン仕上げと呼んでいる物で、全長300mm、Ф110の極太パイプは、目立つことこの上ない出来映えだ
スチール製のエキパイは、ピカピカのハードクロームメッキが施されている。
驚いたのは、この極太サイレンサーとエキパイを組み合わせても、実に軽量に仕上げてある点だ。この辺りは「わっかてるなぁ」と思わずニヤリ。
マフラー単体で見たときは「ちょっと派手すぎかな」なんて思っていたのだが、装着してみると、車体にボリュームのあるVOXにしっかりマッチしてくれた。シブく乱反射するサイレンサーが誇らしげだ。
エンジンをかけると、驚くほどの静かさ。近接値で78dBということで、この辺り、相当に気を使って製作されていると見た。見た目に騙されて、もっと大音量かと思いきや、上品でジェントルなサウンドに調教されていたんだ。
走り始めても、耳障りな大きさにはならなかった。派手なクセにオトナな1本だね。もともとVOXのエンジンユニットはパワフルとは言い難いものだから、マフラー装着によって、劇的な変化こそ無いが、スタートからトップのノビまで、ひとまわりアップしている感触だった。
コイツの眠れるポテンシャルを更に引き出すには、同社の駆動系KITをお奨めしたい。抜群にパワーアップ感が増し、アクセルを開けるのが楽しくなる!同社のHPには、この他にも様々な情報や製品がアップされているから、ぜひ一度覗いてみてはいかがだろうか?