モトチャンプ 2010年7月号 ㈱三栄書房

HOT EXページ(P162)に『V-ASTRO Final』のインプレッションが掲載されました。

モトチャンプ 2010年7月号 ㈱三栄書房 ギャラリー

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■掲載記事本文
斬新なアイデアで常に新しいトレンドを発信するミニバイク界の老舗NRマジックの新作「Vアストロ・ファイナル」が今春デビューした。「静かで速い」系マフラーをいち早く取り入れた同社独自の「OASISサイレントシステム」「VES構造」を採用していて全域でのパワーアップと静寂製を融合させたハイブリットマフラーに仕上がっている。
スタイルは迫力あるストレートのラインが魅力で、エキパイ部には38Ф、アルミサイレンサーアウターには110Ф、テールエンドには80Фのパイプを採用。50cc用とは思えないボリュームで存在感は抜群!マフラーステーには3Dベンダーによる6mm厚の耐震ベンダーステー採用で高い耐久性を実現している。
またO2センサーにも対応しているのでインジェクション仕様のマシンにもバッチリ対応可能だ。
パワーフィールはゼロ発進からの加速がトルクフルかつハイレスポンスで素晴らしい!
トルクフルなので上がり坂での走行も回転の落ち込みが少なく安定してライディングを楽しむことができる。特にアップダウンが連続するワインディングなどでその性能を十分に発揮してくれるだろう。
NRマジックでは、2010年4月以降に生産された車両に対する、今まで以上に厳しくなった「音量と排ガスの新規制」に関しても、マフラーメーカーとして真摯にとらえている。
新規制の対象とはならない今回のテスト車両レッツ4のマフラーも、この厳しい規制もクリアできるレベルまで音量を下げられており、とても静かでノーマルライク。ストリートでの静寂性を重視しているため住宅街などでも安心して全開走行できるほど。
また、セッティングなしのポン付けでも十分な性能を発揮してくれるのもポイント。特殊工具の必要な駆動系のセッティングから解放されるので、ビギナーにとっては特に魅力的な1本といえるだろう。